MRの仕事
今回は僕が大学卒業してはじめになったMRについて説明します。
MRとは、Medical Representativeの略で医薬情報担当者と言います。
お堅く説明すると医薬品の適正使用を目的として、医療機関に訪問し自社製品の効果や安全性、有効性を伝えたり、逆にそれらの情報を収集する仕事です。
もっと簡単に言えば薬の営業マンです。
自社製品の薬を医療機関に使ってもらうのがMRの仕事です。
医薬品を患者に処方出来るのは医師なので、
医師と面会するのが基本です。
薬のことを医師に説明するからには、
薬学系の大学卒業してないと、MRにならないんじゃ、、、と思われるかもしれませんがそんなことないです!
MRは文系理系関係なく大卒以上であればなれます。
何故なら入社後にしっかりとMRになるために必要な基本的な医学や薬学、医薬品規制などを缶詰で勉強するからです。
僕が入った会社なんかは4月から10月まで、
スーパーと美味しいパン屋しかない田舎の合宿所みたいなところでひたすら朝から晩まで勉強させられました。
1日10時間くらいは余裕で勉強してましたねー
毎日テストあるし、MR認定試験落ちたら初っ端からこれからの社会人人生に傷がつきますからねー
しかもそこの合宿所4人部屋で個室なかったんで、本当ウンコしてる時とスーパーのトイレでウンコしてるときくらいしかプライベートな時間なかったです笑
会社によってはビジネスホテルで個室に泊まりながら優雅に勉強してたみたいなので、
MR志望の方はその辺も事前に確認しておいた方がいいかもしれませんね!
実際にMRになって感じたことは、
自由すぎるというところです!
逆に言えば自由すぎるのでサボりぐせがついてしまっている人は大変かもしれません。
基本的に与えられた担当エリアで、ノルマさえ達成してればなんでもありです!
やることやってればいつ帰ってもサボってもヨシみたいな仕事ですね。
僕は特にやりがいとかこの薬のためにとか社会のために頑張ろうとかそんな気持ちはなかったので、余計そう思いました。
会社にも会議の時や資料補充しに帰るくらいで、あとはほぼ車で移動して担当エリアを回ってました。
僕が務めていた会社のように、
新人なんだから一回帰ってこいとか、会社に帰ってから日報書きなさいとかよくわけわからん理屈を押し付けてくる輩がいたらめんどいですが、たいていの会社は基本直行直帰の営業スタイルです。
愚痴ついでにもう1つ
MRは飲み会が比較的多いと思います。
会社にもよりますが社内の飲み会に加え、
クリニック担当の場合、1人あたり何百件と担当もたされるところもあり、担当エリアの中で5件忘年会を毎年実施し、製薬メーカーのMRを参加させる医療機関があったら忘年会5回あるということになります。
僕の会社はニッチ過ぎてライバル会社も居なかったのでそうゆう飲みは全部断りましたけど笑
MRのことについて少しわかってもらえたでしょうか?
次回も引き続きMRについて書いてきますねー